2009年6月20日土曜日

川和保育園

ずっと行きたかった川和保育園。
コトナのサイトビジットで行ってきました。

園長自ら園内を案内してくださり、
8mもあるツリーハウスや高低差のある砂場
石垣クライミングやヤギとアヒルのお散歩などなど
存分に、遊びました。

特にツリーハウスは予想以上の高さ。一番高い所に登ると
葉っぱの木陰にゆられてものすごく気持ちがよくて
何時間でも寝ていられそうでした。

ここにある遊具のほとんどは、一般的な公園や保育園と
比べて、圧倒的にチャレンジングな危なさがあります。
そしてそれは、意図して設計されているのです。

人が育つ空間の中に「必要な危なさ」をいかに組み込むかは
生きる強さをいかに育むかという点でとても重要なのですが
多くの保育園、幼稚園、託児所、公園では
利用者との関係を「お客さん」と「事業者」と捉えた瞬間から
それが困難になっています。親からはちょっとの怪我でも
「どうしてくれるんだ!」とクレームがくる事になってしまい
その対応としての遊具撤去や遊びの制約をせざるを得ない。
そんな構造が出来上がってしまうからです。

川和保育園では、入園説明会で考え方をしっかり伝えた上で
資金調達のバザーから園内環境の整備まで一貫して
保護者が参加してつくりあげています。
お母さん達が入念に準備するバザーでは、
一回の開催で、園の年間の土地代の約半分がまかなえてしまう程。
僕たちが訪問した時は、ちょうど夏のジャブジャブ池を
園庭の真ん中に作っている時で、そこには60人ものお父さんたちが
集まって共に汗を流していました。
園児の合計人数は約170人ですからすごい参加率です。。。
(お母さん達はこの日お昼用のカレーを作ってくれていました)

こうした参画が、保護者の保育に対する姿勢を「お客さん」から
「パートナー」に変えていくのだと思います。
また、園長さんや保育士さんとのコミュニケーションを通じて、
連絡日誌以上の意思疎通、信頼関係も築いていけます。

園外保育や運動会、花火大会のビデオも見せて頂きました。
大波にカヤックで挑む5歳児さんたちや、すごい演出の花火大会。
花火は、お父さんたちが花火師の資格をわざわざとって、
数ヶ月かけて準備するそうです。完成度めっちゃ高かった。。。

この保育園を個別特殊なケースと捉えるのではなく、他に応用可能な
モデルケースと捉えることで、はじめて意味が出てくると思っています。
リスクの設計、保育士の育成、保護者の参画、園外環境の使い方
一日のカリキュラムの作り方などなど、、
多くを学んだサイトビジットでした。

園長先生、朝から6時間も居座ってすいませんでした、、笑

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